「うわぁ寒い!」
雪がしんしんと降る中、俺、河野貴明はある家まで走っていた。
「しっかし、今日にかぎってバイトが長引くなんてなあ……心配してなきゃいいけど」
そんな事を思っていると、前から人影、その人影は、両側の髪にお団子を着けていた。
「瑠璃……ちゃん?」
「ん……?あっ、貴明!今まで何してたん、さんちゃん達皆待ってるで!」
「ごめんね、バイトが長引いちゃって」
「まだ、バイトしてたん!?」
「うん、ちょっとね」
「まぁ、ええわ。
早よ家にいこ貴明、外寒すぎや」
「あっ、その前にちょっと瑠璃ちゃんに用事があるから、着いてきてくれないかな?」
「??」
俺達はお互いの手を握りながら、噴水広場に来ていた。
「貴明、急にどないしたん?」
瑠璃ちゃんは頬を赤くしながら、言ってきた。
俺はポケットの中から、小さな箱を取り出す。
「これ……瑠璃ちゃんに。
バイトで稼いで買った物だけどね」
「貴明……ありがとう」
瑠璃ちゃんが箱を受け取る
「今開けてもええ?」
「うん、いいよ」
瑠璃ちゃんが箱を開ける。
すると、瑠璃ちゃんは驚きを隠せない様子でこっちを見た。
「貴明……これって……指輪」
「まぁ……珊瑚ちゃんの指輪とお揃いのを買ったんだけどね」
「ありがとうな貴明……」
瑠璃ちゃんが目を閉じる、俺も瑠璃ちゃんの期待に答えるように、瑠璃ちゃんの唇にキスをした。
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後書き
あ〜〜なんというか、クリスマス超短編小説書いてしまいました。
駄作かもしれませんけど、貴明の瑠璃ちゃんに対する気持ちが伝わって貰えれば感謝です。
では、姫百合姉妹の新しい日常アフターストーリーを近々管理人さんに原稿しますので、
もし宜しければ、姫百合姉妹の新しい日常アフターの感想も頂けると大感謝です!
では。
管理人コメント
クリスマスなんて・゚・(ノД`)・゚・(ヲイ
と、管理人の私怨は置いときまして…
これは瑠璃ちゃんにはさぞかし嬉しいプレゼントだったでしょう。
さんちゃんバージョンも見たいとおもっちゃったよ(自分で書けよ
新しい姫百合姉妹のASも楽しみにしてます。
感想、誤字等についてはメール、もしくは掲示板に…