「あとは閉会式だけよね?」
「ああ、その時に生徒会長として生徒の前で話をしないといけない」
「まあ、それは会長の宿命よ
何で会長になったのかは知らないけど、頑張りなさいよ」
「ん、あそこにいるのは馬鹿ではないか?」

智代の視線の先には・・・あいつがいた。

「ええ・・・中身は違うけどね」
「そうだったな、名前を呼ばれたりして思わず蹴り上げないようにしないとな」
「あんたそんなことしてたの・・・」

ちょっとだけ陽平に同情しておいた。

「しかし、以前『こんな仕打ちは杏以外から受けるんですねえ!?』
と言ってた記憶があるんだが・・・」
「・・・そう・・・智代、感謝するわ」
「ああ、どうしたしまして」

前言撤回!!
とりあえず後で殺す!











  朋也の春原な日々 第16話











「やったな樫本」

戦友に声を掛ける。

「ああ、最後のシュートは春原くんに譲りましたが・・・
それも俺の計算上に入っていた故のパスだったのだ」
「そうですか・・・」

こいつは相当の自信家なんだな。

「さて、後は閉会式だけだな
あ〜、今日の一日は長かったぜ」
「では俺はこのあたりで帰ることにするから・・・
今日は有意義な一日でしたよ」

そういって樫本は去っていった。

「・・・やっぱりあいつは分からないな・・・
ってあいつ閉会式サボるつもりなのか!?」

俺もサボりたいぜ!




体育館の外に出る。その直後、

「陽平〜」

後ろから声と同時に殺気が!
咄嗟に首を横に倒すと、

ビュンッ!

隣を何かを横切った。
(ふ〜、危なかった・・・)
そう思って体勢を元に戻ると、目の前に辞書が
(な、何故!?)

ゴスッ!

顔面に命中したため、後ろに吹っ飛んだ。さらに

どぐしっ!

真上に蹴り上げられた。
(ますます何故!?)
その後、地面に叩きつかれた。

「イテテ・・・何でこんな目に遭わないといけないんだよ」

とりあえず凶器を投げた奴に一言言わないとな。

「おい、杏・・・何で挨拶代わりに辞書投げてるんだよ!」

俺の視線の先には諸悪の根源、杏がいた。

「気にしなくていいでしょ、そんなこと」
「・・・言ってることが意味わかんねえからな
あと何で辞書が戻って来るんだよ!」
「それはね・・・辞書にスピンをかけて戻ってくるようにしたのよ」

普通は戻ってこないからな。
全く人知を超えた技なんか使いやがって・・・

「ってことは俺に当てる気満々だったのかよ」
「そんな事無いわよ
ちゃんとあたしに戻ってくるように計算して投げたのよ」
「・・・・・・嘘つけ」

お前がそんな事考えて投げてるなんて始めて知ったわ。
これ以上、コイツには何を言っても無駄だな。
さて、次は俺を空中に蹴り上げた人物に事情を聞きますか…

「すまない朋也、蹴ってしまって・・・」
「いや、別にそんなには気にしていないからいいって・・・
んで、何で俺を蹴り上げたんだ?」

それを聞くと、智代は言いにくそうにしながら、

「そのな・・・馬鹿の姿が近づいてきたら反射的にな・・・
気付いたときにはもう蹴り上げた後だった」
「・・・・・・そうか・・・」

智代の中では、春原には『この者、触れるべからず!』の
レッテルが張られているらしい。…哀れ!

「まあ、今回のことは気にしてねえよ
それより、俺朋也じゃないからな」
「・・・! すまない、まだ幾分慣れてないからな」
「今度から気をつけてくれよ
また他の奴にばれるのは勘弁だからな」
「分かった、今後は気をつけることにする
・・・・・・え〜っと・・・・それで名前は何だった?」
「・・・春原だからな」

哀れ春原。智代の中じゃ春原は名も無い人物Aだったみたいだ。
いや、名も無きサンドバック人間か?
とにかく、今は亡きあいつに同情しておくか…同情終了!!

「ああそうだったか、今度は覚えておくぞ」
「ああ、マジで頼むぞ! 俺の沽券に関わる問題だからな」

そこで今まで黙っていた杏が声を掛けてきた。

「何かあたしと智代の扱いに不公平を感じるんだけどな〜、陽平くん♪」

笑顔の杏がいた。但し、笑顔の仮面だった。
後ろには禍々しいドス黒い気が漂っていた。

「だってな〜、智代は謝罪したけど、
お前謝ってないじゃん、それだけの違いだぞ」
「そう・・・」

しばらく考えた後、

「ゴメンね、陽平くん〜」

ブルブルッ
あまりに似合わない声で言うもんだから鳥肌が立ってきた。

「さ、寒・・・」
「それって今のセリフが似合わないってことかしら?」

今度は別の意味で寒くなってきた。

「あ、そういうわけでは・・・」
「問答無用!」

ドゴッ!!
俺のこめかみに辞書の角が命中した。

「智代、そろそろ外に行きましょう
直に閉会式でしょ?」
「そうだったな、では私はやることがあるので、先に行くことにする」

智代は走り去っていった。



「陽平も早く行くわよ」
「今、俺に辞書を当てたのは誰だよ?」

こめかみがジンジンしてくるんだがな。

「あはははは・・・あんたが悪いんだからね」
「何か物凄く理不尽な気がするんだがな・・・」
「それにしてもさ・・・」

杏が少し考えてから、

「何かあんたってさ、ちょっと前より復活スピード上がってない?」
「えっ!?」
「もしかして、その体に順応してきたんじゃないの?」

顔をニヤつけながら言っている。
それってつまり、俺が春原化してるってことだよな・・・

「・・・・・・」

フラッ

「ってちょっと大丈夫!?」

何とか大丈夫みたいだ。

「ああ、何とかな・・・
ちょっとその現実にショックを受けて、
立ちくらみがしただけだ」

実際はちょっと所では無いんだけどな。
そういえば、杏の辞書にしても智代の蹴りもにしても
いつもより痛みが無かった気がしたからな。
・・・・・・ってそれはまずいじゃん!

「・・・・・・陽平、行くわよ」
「ってそんな哀れみの目で見ながら言うな!」

俺は傷心のまま、グラウンドに向かっていった。




この後、閉会式が行われ、表彰等が行われた。
ちなみに再び校長の長々としたお話があった。
もうヘトヘトだっていうのに…
幾つネタ仕込んでんだよ! と言いたい。



この後クラスに戻って

「春原、大活躍だったらしいな」
「春原くんって意外に凄かったんだね〜」
「ただの馬鹿じゃなかったんだな〜」
「金髪ははったりじゃなかったんだな」
「お前ホントに春原なのか?」

等々のさまざまな賞賛らしきものを受けた。
一部は全く違うものだったがな。




HRが終わった後、俺は杏、智代、そしてことみを呼んだ。

「私はこの後片付け等があって忙しいのだが・・・」
「あたしも早く帰りたいだけど・・・」
「早く帰ってご本を読みたいの」

何で呼ばれたんだよ空気が出まくってる御三方。

「あのな〜、お前らは脳の記憶から完全に消去しているが、
あいつが屋上に放置されたままなんだよ」

ちなみに俺もさっきまですっかり忘れていたがな。

「あ〜、そんなのがいたわね〜」
「でも、別に全員で行かなくてもお前一人で十分じゃないか」
「私もそう思うの」
「確かにそう思うが・・・あいつは数時間も放置されてるんだぞ
どんな生き物になってるかも分からないし、
正直一人で行くのは怖い」
「・・・・・・分かったわ、あたしが一応悪いんだしね・・・
仕方ないから、一緒に行ってあげるわ」
「私も行くことにする」
「私は・・・うん、一緒に行くの」

全員の意見が一致した。

「それじゃあ、屋上に行くとするか」

全員で屋上に向かうため、階段を上っていった




屋上の前に着いた。

「鍵がかかってるの」
「そうだな、ちなみにことみが閉めたんだがな」
「???」
「いや、そこで『???』は反則だからな」

覚えてないんじゃないのか、ことみのやつ。
それともそれの記憶も彼方に消したのか?

「じゃあ、あいつはまだ屋上に?」
「そういうことだ」

屋上から飛び降りてなければな。

「こんな気温の高い日に屋上に閉じ込められるとは・・・
ほんの少しだが、哀れに思うぞ」
「可哀相なの」
「ちなみにお前らのせいだからな」

そういいながら鍵を開けた。

「このドアの向こうには何が待ってるんだろうな・・・」

ゴクリッ

誰かのつばの飲み込む音が聞こえた。
そして、一気に開けた。
外の眩しい光が差し込んできた。そこには・・・



「ぐが〜〜〜〜〜っ!」

一人の人間が眠っていた。
その姿、紛れも無く俺の肉体、つまり春原だった。というか、

「何でこんな灼熱地獄の中で寝れるんだよ・・・」
「やっぱり来る必要なんて無かったわね
放置しといてよかったんじゃない?」
「私なんてここにいるだけでフラフラしてきそうだ・・・」
「それはコンクリートに熱が溜まってるせいなの〜」
「ってことみ大丈夫か!? 何かフラフラしてるぞ」

そんなやり取りをしていると、当の本人が目を覚ました。

「ん〜、何なんだよ〜
こんなところで騒いでさ〜・・・ってあんたらッスか!?」

諸悪の根源、ここに目覚める!

「お前さ〜、よくこんなところで寝られるな」
「ん、そう? そんなに暑くないと思うけど?」
「感覚神経でもやられたんじゃない?」
「それは元々だろ?」
「そんな事無いですからね!?」

必死に否定している春原。

「大体あんたらのせいで知らない所に飛ばされましたからね!?」
「知らない場所って?」
「文字通りだって、目が覚めたら見たことも無い場所で、
その後、さまざまな拷問等を受けてさ〜・・・あれは悲惨だったね」
「「「「・・・・・・ふ〜ん(なの)」」」」

そこはもしかしていわゆる『地獄』という奴なのではないか?
つまり一回はこの世からいなくなってたというわけか…
というか気付いたら地獄かよ…
コイツは天国にも連れてってもらえないんだな。

「で、それでそこはどうなったんだ?」
「え、確かに辛かったけど、たいしたことも無かったよ
怖そうなのがいたけどそんなには怖くなかったし、
最後には全員して『もう帰ってください』って言われちゃったよ」

コイツには地獄での拷問もたいしたこと無いのか!?
というかそれじゃあ、こいつ死んだら行くところないんじゃないか?
多分、地獄から追い出された人間はコイツが初めてだろうな。

「まあ、あんなの僕がいつも受けている仕打ちなんかに比べたら、
全然たいしたことなかったね
それにあれ以上の怖いのを見ている僕には
あそこのほうがよっぽどの極楽だったよ」
「ふ〜ん、具体的には?」
「そりゃあ、杏に毎日辞書くらったり、
智代ちゃんの蹴りを浴びていた日々に比べたらね・・・
って何でお二人とも後ろに何か見えるんですけどね?」
「お前、筋金入りの馬鹿だろ?」

自分の失言に全く気付いていないアホ、
最早救いようがない。

「え、どういうこと?」
「お前がさっきまで居た場所にどんな奴がいたんだ?」
「何か金棒みたいなのもったのが沢山いたね」
「それって鬼じゃねえのかよ・・・」
「え、あれが鬼だったの? あんなのよりも・・・」

そういったところで別の声に遮られた。

「あたし達のほうがよっぽど鬼っぽいってことかしら?」
「え、ソウイウワケジャナイデスヨ」
「か弱い女の子に向かって鬼以上とは・・・酷い言いようだな」
「か弱い女の子は人を蹴り上げたりしませんからね!?」

それには激しく同意だが、そんなことは言わない。
俺も命は大切にしたいからな。

「そういえば、ここだったら誰も来ないはずだよね?」
「そうだな・・・」
「おおおお岡崎〜、こここことみちゃ〜ん」

昼以上の殺気を放ちながら、春原を見ている。
俺には得体の知れない気が見えてますけど…気のせい?
ああ、まるで超サ○ヤ人みたいな気が見えるな〜。
春原は震えながらも俺とことみに助けを求めているみたいだ。
さすがに助けてやらないと、死ぬかもな…

「朋也くん」
「何だ、ことみ」
「今日は朋也くんに負けたけど、次は負けないの」
「何のことだ・・・ってああ、バスケのことか」
「うん、やっぱりスポーツは頭脳だけではどうしようもないの」

って明らかに春原スルーコースですか!? ことみさん。
目の前の状況には触れる気無いみたいですね。
春原を見ると、俺に最後の望みを託し、悲しい目で見ている。
しょうがない・・・

「なあ杏、智代・・・」
「何よ朋也」「何だ朋也」
「この後に寮の部屋でパーッとしようと思ってるんだが・・・」

そういいながら春原のほうをチラッと見て

「とりあえず、俺とことみが先に行って食料とか調達に言ってくる」
「・・・え?」

春原は唖然としている。

「だから、杏と智代はこれを寮に連れてきてくれ
ちなみに生死は問わないからな
連れてこればいいからな」
「「分かった(わ)」」
「ってちょっと岡崎〜、僕を助けてくれよ〜」
「春原・・・」

俺は春原の肩を叩きながら、

「大丈夫だ、この先にはお前の理想郷が待ってるからな」
「その前が地獄なんですけどね!?」
「大丈夫だ!
痛みもすぐに快感に変わるって誰かが言ってたぞ」
「そんな快感いりませんからね!?」
「んじゃ、後は頼んだぞ〜
それじゃ、行くとするかことみ」
「分かったの、朋也くん」
「ちょっと僕を置いていかないでくださいよ〜」

ガシッ!

「大丈夫よ、陽平
心配しなくても、あたし達が一緒にいてあげるからね」
「そうだぞ、私もいてやるから安心しろ」
「それが最も嫌なんですがね!?」

バタンッ!

「じゃあ、行くか・・・」
「分かったの」

春原は今まさにユートピアに旅立とうとしているのだろう…
良かったな、春原。

『良くないッスからね〜!?』

・・・・幻聴が聞こえた気がするが聞こえなかったことにしよう。




一時間後…
俺とことみは食料等を買って、学校の寮に向かっていた。

「こんなもんでいいだろう」
「杏ちゃんと智代ちゃんはもう来てるかな?」
「さあな・・・って美佐枝さんに何も言ってなかったな〜
いきなり遺体を運んできた杏と智代を見て大丈夫かな〜」
「そこは勢いで誤魔化せばいいの」
「いや、勢いじゃ誤魔化せないだろ、普通・・・」

というか遺体って文字に突っ込みは無いんだな…
ことみの中では既に春原=遺体だった。




寮について、まずは美佐江さんに了承を取りに行った。

「まあ、いいんだけどさ・・・
さっき女の子二人が岡崎らしき人物を春原の部屋に運んでいたんだけど・・・」
「それは・・・」
「それはさっき朋也くんたちが他校生に絡まれたときに
二人を庇ってああなったのって言ってたの」

とんでもないホラッスね、ことみさん。
つーかあの二人の場合は庇ったというより、
巻き込まれてああなったと言ったほうが正しいよな。
まあ、命が惜しいからそんなことは決して言わないがな。

「そうならそうでいいんだけど・・・
結構ボロボロだったからね、ちょっと心配してさ」
「そうですか・・・一応戻ったら見ておきますよ」
「あ、これ救急箱
あんまり意味ないかもしれないけど・・・」
「ありがとっす、遠慮なく借りておきます」
「ちゃんと返しなさいよ」
「分かってますよ」
「ありがとうなの」
「ん、そういえばその子は見ない顔だけど・・・
春原の彼女かなんか?」
「ことみはそういうのじゃないですから・・・」
「そうなんだ・・・」
「じゃあ、俺達はそろそろ行くんで」

そういってさっさと退散した。
というか春原がどこまでボロボロか気になるしな…




ガチャッ

「朋也たち遅いわよ〜」

既に杏たちはスタンバイ状態だった。

「ちょっと美佐江さんの所寄ってたからな・・・
で、あいつは・・・」
「ああ、そいつなんだが・・・」

視線の先には・・・

「あれ、どうしたの? 二人とも」

普通に春原がいるんですけど!!

「お前・・・なんで無傷なんだ?」

美佐江さんに聞いたのと全然違うんだがな。

「なあ、杏・・・お前手加減でもしてやったのか?」
「何言ってるのよ、あたしも智代も殺すつもりでやったわよ」
「それはそれで問題なんだがな・・・」
「さっきまではボロボロだったのだが・・・」
「でも、今はピンピンしてるじゃないか・・・」
「多分、地獄に行ったからだと思うの」
「ん、どういうことだ?」
「簡単に言うと、地獄での様々な体験が
耐久力、再生力ともにアップという結果を生んだかもしれないということなの
ちなみにほんとの所、私にも原因はわからないの」
「ま、コイツは人間の枠に当てはまらないからな
無事に生きてた、という事でよしとするか」
「何か理不尽なこといってる気がするんですけど・・・」
「今日はお疲れだったな岡崎、
コップ持てよ、俺がついでやるから」
「え、ゴメンね春原〜」

こんなことで機嫌が良くなるんだから
楽なもんだ、コイツの扱いは。
その後、他の奴のコップにも飲み物を注いだ。

「そういや〜、俺はともかく、
杏たちは遅くまでいて大丈夫なのかよ?」
「ええ、あたしは何とかなるわ」
「私も大丈夫だ」
「そういえばお前、生徒会の仕事がどうとか言ってなかったか?」
「ああ、即効で終わらせてきたから大丈夫だ」
「そうか・・・で、ことみは?」
「大丈夫なの」
「よし、全員出席か!」
「あの〜僕には聞かないんですか?」
「必要ないだろ? 自分の家の事情くらい分かる」
「まあ、そうなんですけどね・・・」
「ちなみに逃げたら宙に飛ぶことになるけどな」
「あんた鬼ッスね!?」

「ん、何をコソコソと話しているんだ?」
「いや、何でもないぞ」

俺は空中には浮きたくないからな。
浮くのは春原だけで十分だ。

「ってあんた酷いこと言ってますよね!?」
「人の心を読むなよ、ヘタレ」
「あんた普通に言ってますからね!?」
「え、春原はヘタレって?」
「あんたホントに酷い奴ッスね!?」
「早くしてくれないか?
待たされている身もつらいのだが・・・」
「おっと、すまねえな」



「んじゃ、そろそろ始めるとするか〜
そうだな〜とりあえず・・・本日の全員の頑張りに
・・・・・・乾杯!」


「「「「かんぱ〜い(なの)!」」」」











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 TK「ようやく朋也視点に戻せましたよ〜」
 智代「おい(ガシッ!)」
 TK「ななななんでしょうか? 智代さん」
 智代「この話は今回で終わりじゃなかったのか?」
 TK「ええ、終わってるじゃないですか?」
 どぐしっ!
 智代「全然、続いているではないか!」
 TK「気にしちゃいけませんよ〜
   大体、これで次の日とかにすれば
   終わったことになりますよ( ̄ー ̄) 」

 どぐしっ!

 智代「そんな手抜きは認めないからな」
 TK「じゃあ、終わらないですよ。・゚・(ノД`)・゚・。
   これは話違いますからいいじゃないですか・・・」
 智代「まあ、そうだが・・・」
 TK「何といっても先延ばしできますし」
 智代「・・・・天誅!!」

 どぐしっ!!!!

 TK「ぐはっ!?」
 智代「全くこのヘタレ作者が・・・」
 TK「ヘタレ扱いはヒドイッすよ。・゚・(ノД`)・゚・。 」
 智代「じゃあ、もっと良作をアップしろ!!」
 TK「これで一杯一杯です」
 智代「じゃあ、ヘタレだな」
 TK(・・・・・・_| ̄|○||| )
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